<禁煙による身体への効果として挙げられている主な項目>
・禁煙すると、数日で血圧や脈拍、血中の酸素濃度などが改善するほか、味覚や嗅覚などの食に関する知覚が良くなる(元に戻る)。
・禁煙が2週間以上続くと、循環機能や肺機能が改善し、時間の経過とともに体力が戻ったり、痰や息切れが改善する。また、風邪やインフルエンザなどの呼吸器系の感染症にかかりにくくなる。
・禁煙が1年続くと、虚血性心疾患の超過リスクが半減する。そして10~15年後には肺がんをはじめ、喫煙関連疾患のリスクがたばこを吸わない人のレベルに近づく。
・禁煙すると、ニコチンによる身体の負荷(一種のストレス状態)が軽減されるのと、食事が美味しく感じるようになったり、口にたばこがないため口を動かし続けられるため、つい食べ過ぎて体重が増加するといわれている。しかし食べる量を気をつけていれば、平均2kg前後の体重増にとどまるといわれる。禁煙すると際限なく太るのでなく、本来のその人の健全な体重に戻ると考えれている。あとは、禁煙により身体の体力の回復や快適な調子を感じるので、運動する機会や意欲も増す可能性がある。老化防止につながる。
・35歳以下の喫煙者では、1ヶ月間禁煙すれば、心臓の機能が喫煙しない身体本来の状態にもどることが報告されています。
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